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家パチ、家スロやってます (ガリバーブルル)


by bullsan6
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闇組織からの使者

どうも ガリバーブルルです
今回は私の身に起こった恐怖体験をお話いたします
興味の無い方は、読み流してください

フィクションですから勘違いしないでください



それは1本の電話から始まった
「野暮用で遅うなるから…又電話するわ ガチャ…プープープー」
神戸からの電話  組織の男だ!

この組織に関わることになったのは数ヶ月前のこと
出会い系サイトで知り合った女のヒモがこの男だったのだ。
ほんの軽い気持ちで連絡したことがこのような事態になってしまうとは…
最初はやさしく笑顔で近づいてきた男に何の抵抗も無く自分の思いを
語ったのが、組織へのかかわりの最初だった
まさか自分の夢や希望がこのような形で叶うとは
その当時の自分には考えもしなかったことだったのに。

お昼前に会うはずだったのに…会うのが怖い、組織に関わりたくない
次に電話が来るまで後悔していた自分 だがいまさら断れない
そんなことをすればどのような仕打ちを受けるのか…だめだ とにかく
さっさと要件を済ませてお引取り願おう

プルル…電話だ!
「もう直ぐ着くさかい準備しとけや!」
いよいよやってくる組織の男
その時、自宅前を光沢まぶしいベンツが通り過ぎる
まさかっ! あわてて飛び出したがベンツは通り過ぎていった

プルル…間髪いれず電話が鳴る
「ちゃんと出迎えぐらいせんかい!!」
恐怖で硬直する私
ベンツはゆっくり引き返してきた
ベンツの窓が開き男が顔を見せる
裏街道でも注目の的となっている大組織の男
誰が見てもその筋の者と判る風貌にますます言葉の出ない私

「例のブツもってきたで~」
「それとこの前、弾きたい言うとったさかいええモンも持ってきたんや」
「そっそうですか まずはお入りください」
震え上がるような声しかでなかった

「持って行きましょうか?」と気を使ったのだが
「あほんだら! お前のような素人が持てるもんちゃうんやど!」
「ええから早う案内せいや! 指一本触れじゃねえぞ!!」
とにかくこちらですと奥の建物に案内することに。

建物内では
「例のブツ わしが片付けるさかい その間、弾きたい言うとったヤツ
 弾いとけや 但しそれで変な気ィ起こしたら覚悟しときや」
確かにそんなことは言ったが、まさか本当に用意するとは…
こんなとこ警察に見られたら現行犯やないか マズイな~

そんなこと考えていると奥から男が叫ぶ
「そんなけ弾いてまだ的に当たらんのケ」
「せっかくアメリカでも中々手に入らん物も持ってきたんや しっかりせんかい!」
男の言葉にあせり始める俺
その時 「出来たで まさかサツにチクッてないやろな」
まさかそんな・・・冗談交じりで言う男の言葉にもビビる俺

「まだ当たらんのケ 俺が見本見せちゃるわ」
正直、夢が叶いうれしい反面、組織との関係が切れなくなる…まずい!

私はしがない中年親父 いまさら道を極める所には無理がある
そんな思いを胸に抱きながら時間だけが過ぎる
「コーヒーでも飲みませんか」
男は少し考ええて一言つぶやく 「そやな」

コーヒーを飲みながら男はその世界の仁義について話し出す
「裏切りは許さんで」 男は私を疑うような目で睨みつけて笑う
笑われても逆に怖い…ますます組織と離れなくなる

「もう一回弾くか?」 男はニヤっと笑いながら例の建物に戻る
「もちろん!」 ひきつりながら二つ返事の俺

しばらくすると男は建物内を調べ始めた
「怪しいものは無いですよ」と声をかける俺
「念のためや!」
その時男は書類の山を見て叫んだ
「お前、この書類どうしたんや 何でこんなもんもっとるんじゃ!」
いやそれは何の変哲もない只の書類

その時、男の携帯が鳴った
「あっ! アニキですか」 どうやら組織の幹部らしい様子
「今、例の件で来てるんですが アニキの興味あるもんが見つかりましたぜ」
どうやら例の書類のことらしい

「おい! この書類 ちゃんと閉まっとけよ 」
どうやら必要な書類らしい  自分では判らないが逆らうことは出来ない
そうこうしているうちに時刻も5時を回っている
「この部屋 異様に寒いの! ストーブくらいおいとけや!」
今日は特に冷えてるんです~

「そろそろ戻るわ ハジキ返せや」
「せっかく持ってきても的に当たらんとは…腕が悪いのぅ~」
ハハハ・・・苦笑いする俺

「そうや ちょっと一緒に来いへんか もっと色んなハジキ見せたるわ」
いつの間にかハジキとはっきり言い放つ男に逆らえず
軟禁状態の俺 そのまま1時間以上経っただろうか
目隠しされたまま、着いた所は組織の倉庫らしい
男は懐中電灯で照らしながら今では手に入らないと言われている
数々のハジキを見せてくれる
俺も興味があるものだし もうどうなってもいいや
そんな思いで見てまわる
そこの写真も撮ったが隠し撮りのため写っていないかもしれない
これがその写真
闇組織からの使者_a0090128_2394936.jpg
 
さすが日本有数の組だ。 見たことも無いハジキから有名や物までぎっしりある
このハジキで何人の人間が廃人のされたのだろう…。
その時男が言った
「そうや これ持っていきや!」
その男が持っているのは時限式ダイナマイト
「そんなぶっそうなもん お断りします」
男は続けて言う
「俺の言うことが聞けんのか!」
凄む男に「ありがとう」 そう言うのがやっとだった。

そのままハジキをもどして戻っていく2人
車の中で男は言う 「ダイナマイト忘れんようにな」
ばれていたのかと萎縮する俺
男は戻るとさっさと建物に入っていく
まだ、用があるのか? ちょっと不安になる俺
男は最後に言い放った
「ダイナマイトをセットしておくで サツにタレこんだらボンっ!やで」
そう言いながらダイナマイトをセットして帰る男

俺の恐怖は終わらない
このままずっと…いつまでも

                    

この物語はジョークですので
真剣に考えないでね

最近の出来事 アレンジバージョンでした
後日、ちゃんとした文章でブログにアップします
by bullsan6 | 2007-12-20 23:15 | よもやま話